「仕事中に家族からの連絡やSNSの通知が気になり、ついスマホをいじってしまった」
こんな経験はありませんか?
仕事中にスマホをいじることには様々なリスクがあります。
ここでは、仕事中のスマホ使用の注意点について詳しくお伝えします。
仕事中にどれくらいの人がスマホをいじっているのか?

仕事中にスマホをさわることには様々なリスクがあります。
そもそも仕事中にスマホをいじっている人はどれくらいいるのでしょうか?
ある調査によると、勤務時間中にスマホをさわる人は64.4%いました。
スマホをさわる人には、お客さんがいない時間帯やトイレに行くときにこっそりさわっている人が多いようです。
仕事中にスマホですることには、「メッセージの確認・返信」や「SNSの閲覧・投稿」が多く、私用で使っていることが多いことがわかります。
また、別の調査では、仕事中のスマホの使用時間は「30分未満」が45%と最も多く、次いで「30分~1時間未満」と「まったく見ない」が19%であることがわかっています。
以上の結果から、仕事中のスマホ使用は、半数以上の方が短時間で行っていると言えます。
勤務中にスマホ使用をする方は、インターネットの調査では意外にも多いようです。
なぜ仕事中にスマホをいじってはいけないのか?

仕事中にスマホをいじっている人は、6割と意外にも多いことがわかりました。
ですが、仕事中のスマホ使用には法的なリスクが潜んでおり、最悪の場合懲戒処分にされてしまうこともあります。
ここではそのリスクについて詳しくお伝えします。
職務専念業務違反になる可能性が高い
仕事中にスマホを使用すると、「職務専念業務違反」になることがあります。職務専念業務とは、会社の業務に集中して取り組むことを指します。
社員は入社の際に、労働の代わりに賃金を得るという「労働契約」を結びます。
会社では労働に合った賃金が支払われる約束があるため、社員は業務に集中する必要があります。
そのため勤務中に私用でスマホを使用すると、業務に集中していないと見なされる可能性が高くなります。
ただし、職務専念業務違反になるかは、会社の判断によって異なります。
実際に起きたグレイワールドワイド事件(平成15年)では、私用メールを送信した社員が懲戒処分されましたが、地方判決では業務に支障をきたさない程度の私用メールは許容範囲であるとされました。
違反になるかは会社によりますが、やはり生産性の低下を起こしやすいという側面もあります。
そのため、業務中はスマホを使用しない方が無難と言えるでしょう。
情報漏洩の恐れがある
仕事中のスマホ使用には、情報漏洩の恐れもあります。
会社には個人情報や取引先の情報など、機密情報があります。
そして、社員には雇用契約上、機密情報を守る義務があります。仕事中にスマホをさわっていると、機密情報を撮影・録音していると判断され、最悪の場合懲戒処分を受ける恐れがあります。
また、社員の職務怠慢の様子がインターネット上にアップロードされると、会社の評判が下がり、利益の低下につながってしまうこともあり得ます。
会社全体の利益にも関わるため、仕事中のスマホ使用はできるだけ避けましょう。
仕事中のスマホ使用については、会社ごとにルールがある

仕事中のスマホ使用で実際に処分されるかは会社によって異なります。
ここでは、それぞれの会社のケースを詳しく紹介します。
仕事中のスマホ使用を規制している会社
会社によっては、仕事中のスマホ使用を禁止している場合もあります。
その場合、もし使用すると職務専念業務違反になる可能性があります。職務専念業務違反の場合は、減給や戒告などの処分を受けることがあります。
また、もし情報漏洩をしてしまった場合は、より重い懲戒処分がされます。
漏洩した情報量や会社の損失にもよりますが、最悪の場合解雇されることもあります。
そのようなリスクを避けるためにも、勤務中のスマホ使用は避けるようにしましょう。
仕事中のスマホ使用を規制していない会社
規制をしていない会社では、緊急時の連絡は許容している場合や、業務にスマホが必要な場合が多いです。ただし、実際に何の断りもなく使用すると、職務専念業務違反や情報漏洩を疑われる可能性があります。スマホを使用する際は、念のため上司に許可を得るようにすると良いでしょう。
会社によっては、はっきりとしたルールがないケースもありますが、基本的に仕事中のスマホ使用は控えた方が良いです。「お客さんがいないから」「誰も見ていないから」という緩んだ気持ちが、大きな損失につながることもあり得ます。勤務時間中は仕事に集中するようにしましょう。
会社に決まったルールがない時の対処法は?2つの方法を解説します

仕事中のスマホ使用を禁止するかどうかは、会社によって変わります。
明確なルールを設けている会社もあれば、そうでない会社もあります。では、はっきりとしたルールがない場合、どうすればいいのでしょうか?ここでは、ルールが明確でない会社での対処法についてお伝えします。
上司から許可を得る
もし緊急の連絡などでスマホを使用したい場合は、無断で使うのではなく、まずは上司から許可を得るようにしましょう。上司に伝える際は、使用したい理由を簡潔に述べると良いでしょう。ただし、SNSの投稿やゲームなどを目的とした使用は、ほとんどの場合許可されないことを念頭に置いておいてください。
緊急連絡の例
- 子どもの送り迎えが必要な場合
- 入院している家族と連絡を取る場合
- 家族や親戚が事故に遭った場合
会社全体のルールを作るようお願いする
可能であれば、上司にスマホ使用についてのルールを作ってもらうようにお願いしてみましょう。もし業務中の使用を禁止すれば、業務に集中できるだけでなく、「自分は注意されたのに、あの人は注意されていない」といった不公平な状況も改善されやすくなります。また、緊急連絡の場合のみ使用可能であれば、「使用によって処罰を受けるかもしれない」と怯えることなく、安心して連絡が取れます。
会社全体にルールがない場合は、自身が呼びかけるのも一つの手です。子どもの送り迎えが多い場合や、介護で連絡が必要な場合などは、一度上司に相談してみましょう。
仕事中のスマホ使用は控えるか、必要最低限にしよう

仕事中のスマホ使用を禁止するかについては、会社によって異なります。
もし使用を禁止している会社で使うと、さまざまなリスクがあるため要注意です。
また、明確なルールが設けられていない会社でも、無断で使用すると「仕事に集中していないのではないか」「情報を漏らしているのではないか」と怪しまれてしまうこともあります。ルールがなくとも、仕事中にスマホを使用する際は上司に許可を得るようにしましょう。
子どもの送り迎えや家族の介護など、どうしても仕事中に連絡を取りざるを得ない方もいると思います。
その際は上司と相談しながら、正しいスマホの使い方を共有することが大事です。
独断は避け、他の社員と話し合いながらルールを決め、守っていきましょう。
また、時間が空いている時はSNSの投稿やゲームなど、どうしても時間潰しをしたくなってしまいます。ですが、生産性の低下につながるばかりか、信頼を失うことにもなるため。絶対に止めましょう。


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