パートナーに家事を頼まれて完ペキにこなせたとおもったのに、ダメだしされて大ゲンカに…
そんな経験ありませんか?
喧嘩の原因は、「名もなき家事」をしなかったことかもしれません。
考え方のズレを減らすためには、家事のルーティンを細かく共有する必要があります。
どうすればおだやかに過ごせるか、すれ違いを減らせるか。
今すぐに使えるアイディアをご紹介します。
名もなき家事とは?
「名もなき家事」とは、日常生活でおこなう、決まった名前がない細かい家事のことです。
例えば、洗濯では以下のようなことを指します。
・ポケットにものが入っていないか確認する
・ネットに入れる
・洗剤や柔軟剤を指定の場所に入れる
・糸くずフィルターを洗う
・洗濯後、乾燥できない服を出す
・仕分け後に乾燥機をスタートさせる
・乾燥できない服をハンガーにかけて干す
・しわができないようはたいてからハンガーにかける
・アイロン台を出す、しまう
・タンスにしまう
「ただのこだわりでしょ?全部やる必要ない」
そんな風に思われそうな項目もありますね。
しかしその面倒なこともこなすのには、なにか理由があるはず。
例えば、ズボンの中にティッシュペーパーを入れたまま洗濯して、洗濯ものに細切れになったティッシュのくずにまみれてしまい、再度洗濯するはめになった
なんてことが過去にあったかもしれません。
パートナーがなぜその工程を行っているのか、共有することが大切です。
家事の共有方法
家事を共有するには、お互いの協力が必要です。
まず、毎日家事を担当している人が誰かに頼むときは、作業内容と同時に基準を伝えましょう。
ここで大事なポイントは、完ペキを求めないことです。
どれくらいの仕上がりなら許せるか考え、要望を減らすことで不必要なケンカを避けられます。
頼まれる人は、普段から「名もなき家事」をやっていると想定して、家事をする姿を観察してみましょう。
自然な会話の中でなぜやっているのか、やるとどんな良いことがあるのか、ポジティブに質問することで相手も共有しやすくなるでしょう。
名前を付けてリスト化しよう
例えば
「サイクロン式掃除機の中に溜まったごみを捨てる」
という名もなき家事の場合、
「居間や寝室を掃除する」ときにかならず発生します。
このように家事にくっついてくる名もなき家事をリストアップできます。
・ストーブのフィルターを掃除する
・エアコンのフィルターを掃除する
・テレビの画面を拭く
・テレビ台を拭く
・家具を移動させて、掃除機をかける
・サイクロン式掃除機の中のフィルターを叩いてホコリを落とす
・サイクロン式掃除機の中に溜まったゴミを捨てる
細かく確認しておくことで明確にこなす作業がわかるので、頼む時も頼まれる時もお互いの意思疎通がラクになります。
お互いの許容範囲をさぐろう!
名もなき家事を省略してよいかどうか判断することも大切です。
ルーティン化していることでも、相手にとっては難しい工程の可能性もあります。
家事のクオリティを高める一方で、相手に負担をかける認識も必要です。
逆に、絶対にやってほしいことには名前を付けて「これは絶対やってほしい!」と念を押しておきましょう。
名もなき家事も、リスト化すれば怖くない!
・名前の家事の存在を理解する
・細かくリスト化
・できる範囲を共有
共同生活をしていればパートナーとの衝突は避けられません。
しかし普段からお互いの行動の理由を共有できれば、減らすことはできますよね。
そうすれば自然と「自分はあまりやれてないな」「これはもう少し頼っても良いかな」と分担の相談にも行き着くことができるでしょう。
家事のリスト化で、家庭円満は目の前です!
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