昔は上司が「飲みに行くぞ!」
と言ったら、部下に断る権利などありませんでした。
しかし最近では仕事の付き合いよりもプライベートな時間を大事にする人が増えてきて、職場の飲み会には参加しないという人もいますね。
そうはいっても、未だに人間関係を作る上で飲み会は大事だと考えている人も多いので、無下に断るわけにもいきません。
そこで今回は、職場の飲み会に誘われたけど「行きたくないなあ」と思ったときの、角が立たない断り方をご紹介します。
職場の状況などを見ながら、適した言い訳を選んでくださいね。
やんわりと断ろう!飲み会に行きたくない時の言い訳・10選
1.自分の体調不良
誘われた時に、ちょっと体調が悪くて、といえばそれ以上誘われることはないでしょう。
その代わり、体調不良を理由にした場合は寄り道は厳禁。どこかで鉢合わせてしまったらバツが悪いので、すぐに帰ってくださいね。
2.家族・ペット・友人の体調不良や通院
自分が元気でも、家族が病気の場合は飲み会を断る理由になるでしょう。
家族が病気なのに、飲み歩いているわけにはいきませんからね。
ペットを飼っている人は、ペットを病院に連れて行くことも断る理由になりますね。
ペットは家族の一員。動物が好きな人にならわかってもらえると思います。
またご家族だけでなく、パートナーや友人の看病、入院の見舞いなども優先できる理由ではないでしょうか。
3.断れない先約がある
普通に先約があるというと、仕事の付き合いよりも優先させるべき約束なのか?と思う人もいるので、どうしても外せない約束があって、というようにして断りましょう。
- 地方から友達が出てくる
- 学生時代の友達と会う
- 3ヶ月も前から予約を入れているレストランがある
とか、その日でないとダメなんだということを強調してみてください。
4.家族が待っている、家族との約束
もしお子さんがいるのであれば、約束は破れませんよね。
出掛ける約束でなくても、早く帰ってくると約束したから、という理由でも十分だと思います。
家族の誕生日や記念日、行事なども、飲み会より優先させるのは当然だと思います。
他にも、
- まだ子供がうまれて間もない
- 子供の習い事の送迎
- 子供がご飯を作ってくれるといっていたので
などの理由も納得できます。
5.次の日、早くから予定がある
その日に何かがあるわけではないけれど、翌日に用事がある場合は飲みたくないときもありますよね。
次の日に子供と一緒に早起きして出掛ける予定だとか、翌日の予定を理由に断ることもありでしょう。
6.習い事、勉強
習い事を始めたり、資格のために勉強しているというのも、飲み会を断る理由になるでしょう。
色々根掘り葉掘り聞かれるかもしれないですけど、話せることなら話せばいいし、そうでない場合は「ちょっと趣味の習い事なんですけど」とぼやかしておけばいいです。
7.ダイエット中でお酒は断っている
ダイエット中なのでお酒や外食は控えているので、というのも一つの手です。
仕事帰りにスポーツジムに行っている、なんていうと説得力が増しますね。
その代わり、仕事中に間食はNG。
「あれ、ダイエットしてるんじゃなかったの?」と言われるようなことはしないように気をつけましょう。
8.生ものの宅急便が届く
普通の宅急便では、「日にち変えてもらえばいいんじゃない?」となってしまいます。
ですから、「田舎から生ものを送ってくるようで。宅配便が届くので今日は帰らないといけないんです。」というのはアリだと思います。
9.お金がないという
仲のいい相手なら、
- 給料日前だからお金がなくて
- 今月は出費が多かったから飲み会に行くのはきつい
と、話すこともできるでしょう。
もしかしたら相手も「実は俺も金欠で…」
なんて、話がなくなるかもしれませんね。
10.正直に行きたくない気分と言ってしまう
あまり接点のない上司などには言いにくいですが、普段から話しやすい雰囲気の人であれば、正直に「そういう気分ではない」と言ってもいいのではないでしょうか。
ただし察しのいい人であれば「そういうときもあるよね。」と身を引いてくれますが、親身になってくれる人であれば相談に発展することもあるかもしれません。
相手を選んで使ってみましょう。
もし断ったら?アフターケアをしっかり考えよう
誘っていただくということは、あなたとより親密になりたいという気持ちの表れです。
もし断ってしまって悪いな、という気持ちがあれば、以下のことを気をつけましょう。
嘘をついたら、バレないように気をつけよう
飲み会を断る理由を色々挙げてみましたが、理由を作れる場合もあれば、嘘をつかざるを得ない時もあると思います。
噓も方便ですから、上手につけば角も立たず、飲み会にも参加しなくて済むでしょう。
しかし、嘘はバレなければ嘘になりませんが、バレたら大変。
「あれも嘘じゃないの?」と他の話まで疑われかねませんので絶対にバレないように気をつけてください。
例えば、祖父母はもう他界してるのに見舞いに行くと言ってしまったり、子供のお迎えに行くと言ったのにSNSに他の友達と飲んでいる写真をアップしてしまうなど、バレる嘘はやめましょう。
架空の話をでっちあげるのであれば、絶対に証拠が残らないよう気をつけてください。
断りっぱなしにしないことも大事。誘ってくれたことへの感謝も
行きたくない飲み会であっても、誘ってくれた人を不快にさせない配慮は必要です。
断る前に、「誘っていただいてありがとうございます」という一言は、忘れずにいたいですね。
私は会社の人とプライベートでは一切つき合わない、と割り切っている人は断ったことをどう思われてもいいかもしれません。
そうでないなら「すみません、今回は参加できませんがまたぜひ誘ってください」など、今後のおつきあいにつながるひと言を付け加えましょう。
たまには自分からも誘ってみる
たまには自分から誘って、自分が行きたいところや食べに行ってみたい店を選んで行く、というのもおすすめです。
いつも断りっぱなしだと気が引けると思いますが、自分から誘っているという実績を作ることで断りやすくなるというのもあります。
仕事終わりは面倒と思うなら、ランチだったら誘いやすいのではないでしょうか。
そうして時折誰かと出掛けていれば、飲み会を断っても「あの人は付き合いが悪い」と言われる心配もありません。
忘年会や歓送迎会は参加がおすすめ
飲み会の席が嫌いでも、新年会や歓送迎会など、職場の人がほぼ全員参加するような飲み会は参加がおすすめです。
これらの会は、ただお酒が飲みたいから開かれるわけではなく、親睦を深める目的があります。
少々面倒でも、あまり接点がない上層部の方と話す機会ができたり、普段仕事に厳しい人の意外な一面に触れられたり、後々気持ちよく仕事ができるメリットが多くあります。
その代わりといっては何ですが、節目節目の飲み会に顔を出していれば、他の飲み会は断りやすくなります。
どうでもいい飲み会には行かなくても済むように、大きな飲み会には出来るだけ顔を出しておくことをおすすめします。
本当に飲み会は悪? 適材適所で断ってみて
どうしても行きたくないと思うなら無理はしなくて大丈夫。仕事で結果を出せばいいので、飲み会で点数を稼ぐ必要はありません。行きたいと思ったときだけ行けばいいと思います。
ただ節目の飲み会にはなるべく参加するとして、それ以外の飲み会はあまり参加しなくても、実際仕事にはそれほど影響はないと思います。
ただ、お酒の席でしか聞けない話しもあるので、飲み会ってデメリットばかりじゃないですよ。
行きたくないと思っていたけど、行ってみたら楽しかった、ってこともありますしね。
適度に飲み会と付き合って、仕事をスムーズにこなしていけるといいですね。
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